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足りない水への意識 地球的視野が求められる問題

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カルロス・オリベリオ・パントハ(M.P.y C.A.) 場所によって差があるため、メキシコ国内の利用可能な水資源について話すことは議論を生んでしまうかもしれません。ラカンドナジャングルに沿って水量の多い川が流れ、雨期以外でも非常に豊富な水があるチアパス州や、水量が乏しい砂漠地帯と水資源が豊富なウアステカ地区があるサン・ルイス・ポトシ州のような州もあります。 グアナフアト州は年間降水量が極めて少なく、水源は地下水に限られ、過剰搾取も進んでいることから代替となる水源探しに迫られています。同州のデータによると、少なくとも... More »

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成長を遂げる農産品 アメリカとの連携強化とグローバル化

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■好調なメキシコの農産品 メキシコ国内だけに目を向けてもロペスオブラドール大統領が公約のひとつとして、654億3,400万ペソの予算を農水産業に割り当て、農産品の自給率向上を目指すと語るなど、現在においてメキシコの農産食品産業の展望は明るいものとなっています。 1994年にNAFTA(北米自由貿易協定)が締結された当時の予想は、メキシコの農産食品分野はアメリカ産とカナダ産に取って代わられ、大部分が輸入に依存して国内産業に大打撃を与えるだろうというものでした。しかし予想に反し、3カ国に程度の差はありながらも大きな利益... More »

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国民目線の選択とは 大統領が実施する「住民投票」

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連邦住民投票法第6条の定義によると、「住民投票」とは、国民が投票で自らの権利を行使することにより政治参加するシステムであり、全国的に重要な課題についてその意見を投票で表明できるものです。同法第12条では、大統領も住民投票を求めることができるとしています。 アンドレス・マヌエル・ロペスオブラドール大統領は、この国民に開かれた政治参加の仕組みを活用して、政府の新規プロジェクトを実施すべきかどうかを決定しました。このやり方は彼にとって初めての試みではありません。住民投票は2014年3月14日に上記の法律において規定された... More »

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USMCAとNAFTA アメリカ・メキシコ・

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サウル•ミランダ•ラモス 2018年の3カ月間、USMCA(アメリカ・メキシコ・カナダ協定)を開始するため、1994年に結ばれたNAFTA(北米自由貿易協定)は再交渉されました。 この協定は創設からの過程は非常に緊迫したものでした。結果、最終的に合意に至るまでには長い論議がなされ険しい道のりでしたが、カナダのジャスティン・トルドー首相が、第三番目の国としてアメリカとメキシコの間で締結された合意に加わることを発表し、最終的に3カ国の首脳間の交渉期間を経て合意に達しました。最初、カナダは関心を示していませんでしたが、後... More »

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2019年の教師の役割 教育が目指す理想の教育

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カルメン・ソレダ 2018年12月12日、メキシコのアンドレス・マヌエル・ロペスオブラドール大統領は、過去6年間で実施された教育改革を取り止めると発表しました。教育面での取り組みの一環として100の大学を創設し、30万人の学生に奨学金を付与し、その全てを教師と連携して実行すると述べています。しかし、その提案を達成するには、まさに教師との連携が不可欠でしょう。 近年、エンリケ•ペニャ•ニエト前大統領が提示した教育改革は、意図しなかったにせよ教師の役割に関して大きな論争を引き起こしました。そのような状況でロペスオブラド... More »

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メキシコの質屋は どれほど憐れみ深いのか

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抵当貸とは、担保として預けられる財の市場価格の数割分に相当する資金を提供することである、とメキシコ財務幹部協会は定義しています。この方式の抵当貸のうちメキシコで最もよく知られているのがいわゆる「質屋」で、現金収入の足しにするために利用するメキシコ人が増えています。国立統計地理情報院による最新調査によると、2000年から2010年までに新しく開業した質屋の数は6,500店になり、総数9,400店と急増しています。 これらの事実から、メキシコ人の月収には追加の経済的援助が必要だとしても、他方で貯蓄と計画性の文化が欠如し... More »

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移民キャラバンの現状 国を過ぎる、国に住む、国に帰るという選択

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ナタリー・ビジャレアル・バロン メキシコ国内を3,500キロ以上踏破した移民キャラバン第一陣が、2018年11月16日メキシコ―アメリカ国境に到達しました。バハ・カリフォルニア州ティファナ市では、6,000人以上の移民に収容施設が提供されました。当初、ベニート・フアレス・スポーツセンターが収容施設として提供されていましたが、より快適なスペースを確保するため、移民たちは収容能力が高く、状態が良いイベント施設であるエル・バレタルに移送されました。 この移送中、約2,000人が行方不明になりました。その多くはアメリカ国境... More »

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AMLOの主な政策案 見え始める新大統領の変革

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ホセ・ルイス・ロハス・アルダナ ■新大統領の主張 数カ月間にわたる選挙期間中も、そして2018年12月1日の国会議事堂における就任式後もアンドレス・マヌエル・ロペスオブラドール大統領(AMLO)は、この国で新自由主義政策が実施された期間の産物である「腐敗」こそがメキシコの主要な問題であると主張し続けており、そのため6年間の任期中の国家計画の一環をなす自身の公約、つまり政策案は、彼が呼ぶ「この悪」と闘い、その主な結果として「第四の変革」をもたらすことであると明言しました。「第四の変革」とは、新大統領の造語で、この国の... More »

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ロペスオブラドール内閣の顔ぶれ 国の未来を託す閣僚メンバー

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ホセ・ルイス・ロハス・アルダナ メキシコ連邦政府は行政・立法・司法の三権が分立しており、そのうちメキシコ大統領が指揮を執るのは行政権です。内閣は現職大統領によって選任された政策機関であり、セクレタリアと呼ばれる省で構成され、6年間の大統領任期中、行政権の業務を担います。 選出されたアンドレス・マヌエル・ロペスオブラドール大統領が、2018年12月1日に内閣の閣僚たちとともに就任しました。現内閣を構成する各閣僚の素質は、その担当する省の職務に関わる社会・文化・経済発展の分野での各人の経歴を見ればわかります。以下は閣僚... More »

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純国産企業「OXXO」 多様化する流通業界で勝ち残る戦略

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ウンベルト・ゴメス 日本で、特に東京などの都市を歩けばローソンやセブンイレブン、ファミリーマートといったコンビニエンスストアをすぐに見つけることができるでしょう。メキシコでも街の至る所にOXXO(オクソ)があります。 1978年にモンテレイで最初の店舗をオープンさせ、その後ジュースやビールなどの飲料をメキシコ各地で販売する着想が評価され、世界的ブランドのコカ・コーラ社商品を流通させるまでの大企業に成長しました。現在ではラテンアメリカの全ての国で展開する、この地域最大のコンビニチェーンとなっています。16,500カ所... More »

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サンタルシアの着地点 2つの「新」空港で揺れるメキシコ

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サウル・ミランダ・ラモス ■2つ目の新空港「サンタルシア国際空港」 サンタルシア空軍基地の拡張による空港プロジェクトはロペスオブラドール大統領によるもので、10月25~28日に行われた国民投票が後押しとなり、空軍基地を拡張して、民間空港としても利用することが決定しました。ただ、このプロジェクトは様々な議論を起こしています。この計画に賛同している者と建設中のNAIM(メキシコ新国際空港)に賛同する者との間で意見が大きく二分し、その横では様々な経済動向の分析もなされ、議論は混乱と迷走を繰り返して泥沼化していると言っても... More »

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例のない規模のキャラバン

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周辺国から押し寄せる移民たち ここ数カ月、「Caravana Migrante」と呼ばれる中央アメリカからの移民キャラバンは、アメリカへの移住を求めてグアテマラとメキシコの国境周辺で大きな動きを見せました。中央アメリカのグアテマラ、エルサルバドル、ホンジュラスでは深刻な貧困問題に苦しんでおり、少なくとも国民の3分の2が貧困や治安悪化の影響を受けています。これらの理由から、そして生活を改善させるためにキャラバンはアメリカを目指すのです。 国連薬物犯罪事務所の殺人事件数に関するデータによると、エルサルバドルはワースト1... More »