ロペスオブラドール氏に「先住民族の言葉の保護を」 言語学者らが嘆願書

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ホセ・ルイス・ロハス・アルダナ

国立統計地理情報院によると、公式上メキシコには68の先住民族言語があるとされており、これらの言葉を話す3歳以上の人たちは800万人以上だとされています。いちばん話されている言葉はナワトル語、マヤ語、チョル語、トトナカ語、マサテカ語、ミクステコ語、サポテコ語、そしてオトミ語です。

1990年では、先住民族の言葉を話す人たちは7.6%いましたが、2015年には6.5%に減少しています。特にマヤ語話者が顕著に激減しているとされています。他にもマヨ語を話す話者も7%、マサウア語話者が10%低下しているほか、バハカリフォルニア州の先住民族話すユーマ語は既に消滅した言語だとされています。

これだけ先住民族の言葉を話す人たちが減っていることは、いずれ先住民族の言葉が消滅してしまうリスクを抱えていることを意味します。言語学の専門家らはロペスオブラドール次期大統領に対して、この問題の人口学的、政治的、経済的な要因を伝えたうえで、この問題がはらむリスクについて嘆願書を提出しました。この文書では、先住民族の言葉は、この国の言語学的遺産なのであり、これらの言葉が生き残り、栄えるよう、解決法を見つけてほしいと訴えているのです。

 

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