ユリリア グアナファト 近くにある魔法の町 -プエブロ・マヒコ 

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Alberto Colorado Estrada メキシコ政府観光局・コーディネーター

プエブロ・マヒコについて お話しすることは、曾祖父 や祖父母の時代から引き 継がれてきた伝統や伝説 についてお話しすることで あり、それらは土地の言葉での伝承や建物 として残り、今なお語っています。

1584年に農業用に作られた大きな湖に因 み命名されたグアナファトのユリリア【Yuriria】。例えば神秘的なアートがお好きであ れば、ここは修道院などの美しい建物が立 ち並び、周辺を散策するだけでこの町の厳 かな雰囲気が味わえます。 やはり最初にお勧めするのは、16世紀から 18世紀に作られた宗教的なこれらの建物 です。アウグスティン派の僧侶によって建て られた中世のスタイルを今に残す、美しい 元修道院や寺院たち。そこを訪れるとドー ム型の高い天井からなる空間が出迎え、様 々なフレスコ画が私達を魅了し、また博物 館ではプレ-ヒスパニック時代からスペイン 征服時代のオブジェに数多く出会えます。

他に1639年創建の健康を司るとして崇拝 される寺院や、1884年創建の巨大な鐘楼と スペインはトリホスから持たらされたキリ ストの尊い血をイメージした時計がある寺 院、中南米のグアテマラにある著名な寺院と同じ名前のエスキプラス【Esquipulas】 寺院などです。

ユリリアでのお腹を満たすものとして、おい しいポークやバーベキュー、タコスの店が 並び、これらに勝るグルメはありません。ま た地元特産の名物グルメとしては、湖のナ マズと野菜の煮込み、ナゲキバト(鳩の一 種)やリス(!?)を使った珍しいものもあり ます。

おいしい料理を堪能したら、次は湖にある 島にボートで行くのも良いでしょう。島に 着くと、El Fuerte やSan Pedro 、そしてLas Cabras など集落ではハイキングや乗馬、釣 りなどが楽しめ、また貴重な植物や動物た ちとも会えるのでカメラは忘れてはいけま せん。

また、革のフィログラフィー(*2)や 幾何学模様や物語を織り込んだ絨毯のトゥ ール(*3)などの数々の工芸品は、きっとあ なたを虜にするでしょう。 ユリリアでは7つの島を巡る観光ツアーや、 魅力的な自然を楽しむツアー「ヴァージン・ オブ・ジュエル」、寺院巡りのツアー、信仰 が学べるツアーなど各種楽しめるツアーが セッティングされ、それらの情報やチケット は自治体のオフィスで取り扱っています。

週末を利用して滞在したい場合には、ロッジ形式など多様なカテゴリーのホテル、宿 泊施設がありますのでご心配なく。 またここの周辺には、サルバティエラ【Salvatierra】と呼ばれる他のプエブロ・マヒコ と共に、「地域の7つのルミナリー(神秘的 なエリア)」として知られている、ジュエル・ クレーターと呼ばれる湖があり、そこではエ コロジカル・パークについて学ぶことがで きます。

今回紹介したユリリアは、グアナファト中 心部から南へ約120キロの所にあり、車で 約2時間程度です。ケレタロ【Queretaro】 方面のハイウェイに乗り、その後サマランカ 【Salamanca】でモレリア【Morelia】方面 に乗り継げば、グアナファトからレオンに向 かう所要時間と大して変わりません。ハイ ウェイを降りて30分程走れば、この魅力的 な魔法の町に辿り着きます。

(*1) プエブロ・マヒコ :メキシコ政府観光局 が国内で推奨する、美しい自然、豊かな 文化、重要な歴史のある魔法のような魅 惑的な町のこと。

(*2) フィログラフィー:革を焼画技術のことを 言い、今日では先端を電気で熱した機械 などを用いて革に絵などを描いている。

(*3) トゥール:川や湖のほとりに生息する植 物の名称。茎や葉などを使って繊細なハ ンドバックや帽子などが作られる。

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