公的サービスの電子プロセス化 メキシコは64位

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ホセ・ルイス・ロハス・アルダナ

国連の報告書「el Desarrollo de Gobierno Electrónico de las Naciones Unidas 2018」は、各国がどれだけ公的サービスの電子化を進めているかを調べた調査書で、「e-gobierno指数」という指数を使い、各国の電子化のレベルを表しています。この「e-gobierno指数」は、テレコミュニケーションのインフラ設備や電子化プロセス化に従事する人材の数、インターネット上で行っている公的サービスの数などから、試算しています。

調査書によると、メキシコではこの指数を過去10年で向上しており、今年は0.68ポイントを獲得しています。しかし、順位をみてみると、今年の順位は193か国中64位と、2014年の37位からかなり順位を落としています。いったいどういうことでしょうか。

これは、他の国がこの指数をメキシコより数倍早く上げていることを意味しちえます。つまり、メキシコの電子化の速度が、他の国よりも遅いということなのです。電子化にむけて、政府の戦略が足りていないことを示しているでしょう。

メキシコで一番使われている政府機関のオンラインサービスは、メキシコ社会保険公社(IMSS)が提供する「IMSS Digital」というものです。ここでは、1350万のサービスをインターネット上で提供しており、窓口でもできるサービスの中で、8割のサービスが、IMSS Digitaのアプリケーションなどを通じ、インターネット上で行われているということです。

こうしたインターネット上での公的サービスが増えれば、わざわざ窓口までいく時間も労力も削減されます。今後、メキシコが電子化先進国となるよう、期待していきましょう。

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