日本代表VSメキシコ代表2018ワールドカップ・ロシアの未来予想図

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待ちに待った4年に1度のウズウズするシーズンの到来です!

そうです!サッカーのワールドカップ・ロシア大会が6月14日から始まるのです!

今回の優勝国は?名勝負の行方は?自国の代表は?あの選手の活躍は?気になることがたくさんあって仕事も手に付きませんよね。でも、ここでは視点を変えたテーマで盛り上がっていこうと思います。実現すれば超ド級の楽しみな一戦!そうです、日本代表対メキシコ代表を予想してみたいと思います。

6月14~28日まで行われる予選リーグでは、残念ながらこの対戦はありません。メキシコ代表は強豪がひしめくグループFでドイツ、スウェーデン、韓国と戦います。ちゃんと突破しますけどね。対する日本代表はグループHでポーランド、セネガル、コロンビアという曲者が集まるグループで戦います。ちょっと難しいかな・・・でもご心配なく。そして6月30日から行われるベスト16による決勝トーナメント一回戦でも残念ながら組み合わせの関係で対戦はありません。2つのチームが実力で勝ち進み、直接対決が実現するとしたら、予選リーグの通過順位によりますが、早くて7月6日の準々決勝、あるいは鬼門である準々決勝の死闘を乗り越えた7月11日の準決勝ということになります。準決勝って、こりゃ心臓バクバクもんですね。でも、もし本当にそうなったらどんな試合になって、どっちが勝つ・・・。

そこでまず、日本代表とメキシコ代表の過去の対戦成績とそれぞれのワールドカップでの成績を振り返ってみましょう。

FIFAの発表によると、両国代表のワールドカップでの直接対決はなく、年齢制限のない代表メンバーが戦う国際Aマッチでの直接対決の成績はメキシコ代表の4勝1敗。各国代表の強さを表す指標であるFIFAランキングでも、メキシコ代表は常に日本代表より上にいます。しかもメキシコ代表は15位、日本代表が60位と(※1)、かなり引き離しています。これだけでもう文句はないでしょう。メキシコ代表が圧勝で決まりです。

でも、忘れていませんよ。日本代表は逸話を残すレジェンドチームであることを。そうです、あの1968年のメキシコオリンピックの銅メダルをかけた3位決定戦です。そこで開催国のメキシコ代表から2対0で勝利を収めているのです。釜本邦茂選手の活躍が今も印象的です。それに1996年のアトランタオリンピックでは、当時、最強軍団と称されたブラジル代表に体を投げ出しながら勝利し、後に「マイアミの奇跡」と呼ばれて世界を驚かせたこともあるのです。ちなみにこの時の監督が現日本代表監督である西野朗氏です。つまり、日本代表は大舞台で無限大のレスポンスを発揮するチームなのです。そんなチームが今回のワールドカップの準々決勝や準決勝という盛り上がりも最高潮の場で戦うのであれば、瞬きも許さない死闘を繰り広げるのは当然でしょう。

次にワールドカップでの成績を見ていきましょう。

まず、日本代表は1998年のフランス大会を皮切りに過去6大会に出場しています。これまでの最高成績は、決勝トーナメントまで進出した2002年の日韓大会と2010年の南アフリカ大会のベスト16です。世界全体でレベルの押し上げが見られる中での6大会連続出場、しかもそのうち2回も決勝トーナメントに駒を進めていることは、世界レベルの実力が急激に備わったサッカー発展国と言えるでしょう。

対するメキシコは、1930年の第1回のウルグアイ大会から出場しており、その数は今や15大会にもなります。自国開催の1970年と1986年で最高成績であるベスト8の成績を残し、6大会連続で予選リーグを突破しています。ワールドカップ老舗国でもあるメキシコ代表は、伝統的な細かいパスワークと確かな技術で常に世界から注目を浴び、強豪国の名を欲しいままにしています。

ここまで見るとやっぱり・・・となるかもしれません。しかし、よく考えてください。サッカーは、チームの個性を戦略的に組み立てるスポーツであるのと同時に、見る者を釘付けにするほど選手たちがピッチ上で凄ましく躍動するスポーツでもあるのです。したがって次は選手にクローズアップして、それぞれをマッチアップ形式で想像してみましょう。

■ラファエル・マルケスVS本田圭佑

39歳の大ベテランであるラファエル・マルケス選手は、守備の要であるセンターバックのポジションの選手です。かつてはヨーロッパ屈指の強豪クラブであるFCバルセロナに所属して活躍しました。代表出場百回を越えるメキシコを代表する選手であり、今の代表にも欠かすことのできないチームの精神的な柱です。弱点は、そこまで足が速くないことで、守備に隙ができるかもしれません。でも、オソリオ監督は状況に応じてベテランと若手をうまく使いますから、彼の出場が無いとは言えません。
そして「KSK」として皆さんご存知の今年32歳になる本田圭佑選手は、オランダ、ロシア、イタリアのリーグで経験を積んだクレバーなタフガイです。今回も日本代表に選ばれ、どんな活躍をみせるのか大注目されています。最近までメキシコリーグで活躍していたこともあり、メキシコの選手のスタイルを十分に熟知しているでしょう。リーグ戦ではゴールを量産とまではいきませんでしたが、所々で光るプレーを私たちに見せ付けました。メキシコ代表の守備陣は、彼の想像力豊かなプレーを抑え込むことができるのでしょうか。

■ギジェルモ・オチョアVS川島永嗣

ゴールキーパーとして前回ブラジル大会では、神秘的なスーパーセーブを連発したギジェルモ・オチョア選手も33歳となり、円熟すら感じさせる姿で今大会もメキシコの守護神としてゴール前に立ちはだかるでしょう。フットワークがとても軽く、判断力がズバ抜けて良い選手ですが、時々空間認識力を疑わせるところがあり、ハイボールの処理も苦手そうです。ブラジル大会から4年経ち、ヨーロッパで成功と苦しみを経験した彼が再びワールドカップのピッチに立ち、どんな輝きを放つのかが楽しみです。

一方、日本の守護神である川島永嗣選手も35歳になり、その安定感あるプレーに一段と磨きがかかっています。代表としてワールドカップには既に2大会出場しており、気迫あふれるセービングが魅力のゴールキーパーです。彼もヨーロッパでプレーしており、オチョア選手の所属クラブであるベルギーのスタンダール・リエージュにも一時在籍していました。神がかりのプレーか、それとも安定感抜群のプレーか。守護神対決にも注目が集まります。

■イルビング・ロサノVS原口元気

世界が注目する22歳の若きストライカーのイルビング・ロサノ選手は、オランダ1部リーグの強豪PSVアイントホーフェンに所属しており、今季リーグ戦で17得点を挙げて優勝に貢献しています。俊敏かつ力強いドリブルに、左右両サイドをこなせる器用さ、精度の高いミドルシュートも定評で、日本代表の守備陣が翻弄されることは間違いありません。

日本代表を支える選手として期待されているのが27歳の原口元気選手です。現在はドイツ2部リーグのフォルトゥナ・デュッセルドルフに所属して目立った活躍は見せていませんが、代表戦ではサイドを切り裂くようなスピードある突破力を活かし、ワールドカップ最終予選で4試合連続得点を記録しました。運動量も豊富で、最後までスピードが落ちない彼の縦の走りにメキシコ代表は頭を悩まされるでしょう。

これらを見て結局、日本代表対メキシコ代表の試合はどちらが勝つのでしょう。答えは、そんな未来のことなんてわかりませんよ。ただ、わかっていることは、もし実現すれば、日本人とメキシコ人が一緒になって幸せな時間が過ごせるということです。この試合が楽しい思い出になった瞬間、お互いの国の人々からこんな言葉が聞こえてくるのでしょうね。

「フットボールっていうもんは結局、強い方が勝つんだよ。」

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