働く子育て世代に朗報! 企業内保育所の設立を承認

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企業が社員が安心して仕事に専念できるように社内に保育施設を開設できるという素晴らしいニュースが届きました。

IMSS(メキシコ社会保険庁)の所管業務のひとつに「働く人のために保育サービスを提供すること」があり、それに伴い経営者が施設内に設立する「企業内保育所」の承認を決議しました。特に幼い子供の育児と仕事を両立する働く女性たちからの保育サービスへの強い要望と保育施設の開設を困難にする財政問題に直面するなかで、IMSSはこの社内保育施設の設置と運営に関して、経営者に業務を移管し、会社施設内に保育所が設立できるように定めたのです。この結果、皆さんが働く会社に自分たちの通える保育所が設立される可能性が生まれました。この法律の施行により、従来からのIMSS所管のものと、今後企業自身で設置される保育所が加わることにより、子供一人当たり平均して2.5倍の予算を子供の保育関係に充てられる計算になります。

一方でIMSSの技術委員会は、企業が保育施設を設置する際に、IMSSが規定する保育サービスが実施されないと判断された場合は、運営権のはく奪できるとし、基準に見合った良好な保育環境の実現を企業に求めていくようです。これにより安心して仕事に励める職場環境が実現できるとしています。

会社内保育施設を設立するにあたって生じる派生費用は、一施設当たり89000~98000ペソになるだろうと試算され、企業が保育施設の運営に関する費用にはIMSSが登録された子供ごとに毎月補助金を支給します。

IMSSは今回の件についてこのようにコメントしています。

「この法令は、企業における安定的な職場環境の実現には労働者の生活環境の改善、特に子供を持つ若い世代への良好な保育環境の提供が必要不可欠であるということから、企業側から企業内保育施設の設置の必要性が強く望まれており、それに答えたものになっている。また、IMSSの求める良好な保育環境の保持に関する監視も同時に行うために、お子さんを持つ方々に安心してもらえるものになる。」

現在、多くの日系企業では小さな子供を持った若い世代が多く働いており、自社従業員へ良好な保育サービスの提供実現は、現在問題になっている雇用促進と従業員の職場定着が促進できる大きなニュースであることは確かです。

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